
女子大生がバイト先で見つけた織田信長に由来のある長持(衣装箱)によって、過去と現代の京都が時空を越え、見知らぬ男女が恋をする『長持の恋』が、リリカルで素敵です。読後に机上に置いていたら、通りすがりの5人くらいが「おっ、出たんだ!?」と手に取ってましたよ。「鴨川ホルモー」の続編、万城目学さんの「ホルモー六景」(角川書店)です。
参加者にしか見えないオニ同士を闘わせて覇を競い合う、京都にいにしえより続く伝奇的バトルが”ホルモー”です。近代以降は、京都の4つの大学のサークルに受け継がれ、青春群像的に描いたのが前作でした。待ちに待った続編では、6編のオムニバスで”ホルモー”に関わる各大学メンバーの『恋』がテーマなの。面白かったぁ!!
(浅草散歩)