
逆シャアから3年後の宇宙世紀0096年が、舞台です。この上下巻では明かされませんが、ネオジオン側の姫さま(16歳)は、あのミネバさまなんですよ、きっと。1年戦争のそののちを描いた本格小説ってことで、怖いもの見たさで望んでみましたが、ほぼ期待どうりでございました。福井晴敏さんの「機動戦士ガンダムUC 1 ユニコーンの日(上・下)」(角川書店)です。
所有者は世界を牛耳ることができるという「ラプラスの箱」の中身と、その鍵となる角付きの白いMS(ガンダム)の秘密は、続巻へ持ち越しでした。主人公がガンダムに搭乗するまでの基本ストーリーとかキャラ配置など、1stをなぞっている訳ですが、「ラプラスの箱」奪取を巡る各陣営の駆け引きが、メイクドラマの骨格のようです。”鉄人”系というよりも、ハードSF世界感における”タイムボカンシリーズ”な展開を、ふと想起してみたの。キーワードがラプラスだし♪
そうそう、キャクターデザインが安彦良和さん、メカニックデザインがカトキハジメさんです。
(浅草散歩)