カナスピカ
20070630224104その少年の外観は、肌触りが金属と革の中間の質感ってところに、妄想アンテナが引っ掛かりましたよ。SF設定が入った、ちょっと地味系のガールミーツボーイな初恋物語です。人付き合いが苦手っぽい女子中学生の加奈は、地球外文明の人工衛星落下に遭遇します。衛星は地球を観測していたところ、隕石と衝突(高度文明の機械なわりに、災厄に弱い…)。彼女は、カナスピカと名乗る人工衛星の少年型擬態と親密になり、彼が軌道上に戻る手伝いを始めるの。感情を持たない衛星くんと、加奈との距離間が縮まってゆくにつれ、加奈と級友たちとの空気感も変わってゆきます。秋田禎信さんの「カナスピカ」(講談社)です。

市役所宇宙人対策室の妨害シークエンスの終盤は、サスペンス感に欠けててダレます。映画「ジュブナイル」みたいな集団劇だったら、盛り上がるんでしょうけど、狙いの方向はコミュニケーションが不得手な加奈の成長なので、SFラブ路線は期待しないほうが宜しいかとぉ♪

少年との別れを前にして、ママが失恋モードの加奈を気遣う会話が、温かい雰囲気を醸しだしてて、ほろりとした良い気分になりました。

(浅草散歩)
【2007/06/30 22:39】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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