のぼせもんやけん2 植木等の付き人時代のこと。
20071221105404”のぼせもん”とは、小松政夫さんのご出身である九州の言葉だそうです。気質をあらわすみたいよ。サイドストーリーも愉しく、すぐにでもTVドラマになっちゃいそうな青春小説でした!! 彼がまだ本名の”松崎正臣”で、植木等さんの付き人をしていた昭和三十九年一月からの四年間を描いています。はやりの昭和郷愁回顧でなく、立身出世を目指した青年時代を、実にくったくなく語っておりまして、東宝ニューフェース出身で下積み役者の友人との交流エピソードなど、夢が溢れてます。人物の描きかたが魅力的だわ。クレージーキャッツを知らない世代でも、小説として楽しめるんじゃないかしらぁ。駆け出しコメディアンらしいしくじりの後、下宿で悩む姿、立ち直る姿、どちらもいい味わいで絵になります。小松政夫さんの「のぼせもんやけん2 植木等の付き人時代のこと。」(竹書房)です。
常日頃、芸に精進されていた植木等さんがおっしゃったという、楽しいことをなす為の辛さなら、なんら辛くないと云うようなお言葉、素敵。


#カバーイラストは、小川真二郎さんです♪

(浅草散歩)

【2007/12/21 10:53】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(26) | page top↑
MM9
20071218214909善意の巨大ヒトガタ異星人が出てこない、現実にそくした世界感の中、対怪獣防衛ミッションを担う気象庁のスペシャルチームの活躍を描いたエンターテイメントです。なんで気象庁がぁ、と入り口から敬遠してはなりませぬ。MMは『モンスター・マグニチュード』の略でして、怪獣被害規模もしくは、怪獣の規模(容積)を表わす単位です。本書の怪獣は、地震や台風と同じく、発生そのものは防ぐことが出来ない自然災害の一つなのですが、存在自体は未知の物理法則に従っていると分析されています。恐竜型、植物型、キメラ型など、その種類は多彩。怪獣王国・日本においては、自衛隊が怪獣に武力攻撃を加えて殺戮もしくは無力化する前段階で、予知と分析をするのが気象庁と云う訳です。MMは容積も意味していますので、MM1〜2あたりだと中型動物と同じ大きさとなり、災害規模もほとんど無しに等しいことから、捕獲・研究対象になったりします(笑)。山本 弘さんの「MM9」(東京創元社)です。
日米の1950年代以降のSF・特撮映像作品へのオマージュが、随所に散りばめられていています。創刊当初の『宇宙船』『スターログ』読者なら、うふふと気付くはずでしょう。それが厭味になっていないのぉ!! マニア向けの豆知識のひけらかしに陥らず、料理が上手いと感嘆です。

#開田裕治さんがボックスアートもとい、
#カバーイラストを描かれています!!

(浅草散歩)


【2007/12/18 21:48】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
赤線跡を歩く〈完結編〉続々・消えゆく夢の街を訪ねて
20071217233809けいたいやネットでは、”ぼく”の文字は使えないのが残念だわぁ。”ぼく”といってもMyでなく、敬愛する永井荷風先生の『墨東綺譚』のことですよ。全国の遊廓跡紀行で著名な木村 聡さんが、集大成な本を出されました。「赤線跡を歩く〈完結編〉続々・消えゆく夢の街を訪ねて」(自由国民社)です。
巻頭特集は『墨東綺譚』を歩くもので、墨田区東向島(旧玉ノ井)をルポルタージュされています。木村さんが最初に赤線ビジュアル本を出された90年代末ころに比べ、玉ノ井はじめ各地の町並みは随分と変わったんだなあと、しみじみ。

しかして、この完結篇は値段が高ぁ! シリーズ当初からの値上げ幅が高すぎてす。遊廓跡の好事家は、やはり少ないんでしょうね(^・x・^)

(浅草散歩)

【2007/12/17 23:36】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
笑芸人presents 極楽生活
20071217231410わーい、チャンバラ特集です!! っぅて、時代小説について、またまた勉強になりました。人情物で著名な宇江佐真理さんは、ずっと”お天気お姉さん”の宇江佐りえさんが小説家に転身されたのかと思ってたの。おお外れでしたわ(汗)。高田文夫さんが責任編集されている「笑芸人presents 極楽生活 壱の号(CD付)」(白夜書房)です。今号は、池波正太郎さん VS 佐伯泰英さんの徹底比較ですよ。『鬼平』『剣客商売』や、『密命』『居眠り磐音』 など細か過ぎるくらいのレビューに満腹。

#笑芸人らしいところでは、
#ふろくにCDが付いています。
#市馬さんが、佐伯作品『密命』を朗読してるんです(喜!!)

(浅草散歩)


【2007/12/16 23:12】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
雅楽戦隊ホワイトストーンズ
20071217142308自主制作映画のシナリオみたいな、共同体に属さない人達にとっては、激しく脳内補完を強要する作品かもです。幸いにして、闘いの舞台となる北海道札幌市白石区には、土地勘がありましたので、違和感は少なかったですよ。カルト化した旧江戸幕府側の末裔がクリスマスの当日に、街に電磁波攻撃テロを仕掛けます。白石区壊滅を防ぐべく立ち上がったのが、訳あって雅楽をたしなむ主人公たちなの。元ネタは知る人ぞ知るということを、まったく知らずに読んでいました。鈴井貴之さんの「雅楽戦隊ホワイトストーンズ」(幻冬舎)です。

実は、北海道テレビ放送_(HTB)制作のヒーローもの特撮テレビドラマ作品のスビンアウト小説なんですって!!

(浅草散歩)

【2007/12/15 14:21】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ニュースのミューズたち
20071214125504お下劣なお宝でも、フェチ映像でもなく、朝日新聞社の品格どおりの美麗な本ですよ。小林麻央さん、皆藤愛子さんしかりで、登場する女子アナウンサーたちのお肌がすべて、まっ白くとんでいるのは、美白効果狙い? 『アエラ』発のビジュアルムックなわりに、局アナが登場していないなあと思ったら、ALL!! すべてセントフォース所属の皆さんばかりなり。「ニュースのミューズたち」(朝日新聞社)です。
朝のニュース番組”おはようクジラ”のキャスターで全国デビューした中井亜希さん(1967生まれ)や、エブナイの望月理恵さん(1972生まれ)が登場していて、古参アナファンにも満足度の高いものでしたよ。

(浅草散歩)


【2007/12/12 10:12】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
リボルテックダンボー(Amazone.co.jpバージョン)
20071208005613”アマゾン”バージョンのダンボくんが届きましたよ。なんとも、ベリ可愛ゆく、Amazone.co.jpのロゴが凛々しいわぁ♪ 昨日まで、NY出張していた同僚のM嬢のお土産『GODIVA』のスノウマンと並べて、パチッと記念写真なの。彼らの前にあるのは、表紙だけでなく誌面も再現されている豆本の「オリーブ」(1985年1/3・18合併号)他です。タイムスリップグリコ・シリーズの「思い出のマガジン」編ですね。ダンボくんが、届けてくれたイメージで撮影してみました。

(浅草散歩)
【2007/12/07 23:52】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
SWEET VACATION
20071207103003もしかして、魔法少女系の好事家が愛でそうな雰囲気。mf247のチャートにランクしていたのをチェキ!! Perfumeフォロワーとの評判もあったので買ってみましたよ。テクノ、ハウスというよりはキャンディ・ポップでして、Tommy february6さんに近い風合いなサウンドの仕上がりで、ボーカルのMAYさん(写真)の歌声が素敵でした。SWEET VACATIONさんの「Do the Vacation!!」です。マイスペースの”公式”で世界に向けて展開中の模様です♪

(浅草散歩)
【2007/12/05 10:28】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
近未来入門!
20071204233406何故、充実していて平易な未来本は、天文学者様の著作に多いのかしら…。洋の東西を問わないと思いません? 不思議。さてさて、凄く豪華な布陣で感動しちゃいました。天文学の福江純先生だけに、安心できるし! あさのあつこさん×福江純さんの「近未来入門!」(メディアファクトリー)です。第一章が地球の、人類の未来を憂う環境についての題材でヘビィなんですが、それ以降は軽妙!! あさの節が楽しいのΨ(・O・)Ψ

#同シリーズの”鉄子の旅”横見さんの本も、
#併せて買っちゃいました。
#レビューは後日で。

(浅草散歩)
【2007/12/04 23:32】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
椿三十郎
20071203230620脇を固める松山ケンイチくん、鈴木杏さん、中村玉緒さんの好演が光りました。三船敏郎さんの豪放磊落な主人公像は、織田裕二さんにはそもそも期待はしていなかったけど、いやはや、彼ならではの見せ場はなかったわぁ。映画「椿三十郎」です。「間宮兄弟」の延長線に位置するような、小市民っぽい世界感の描き方は嫌いではないんだけどぉ、それでいいのだろうか!?
こんなことなら、市川染五郎さん(松たか子の兄様)あたりで、様式美を追求して欲しかったです。オリジナル脚本を活かしたとのことですが、保守合同、冷戦、高度成長といった、黒澤明監督が1962年に作った頃の時代背景に対する意味で、リメークの社会的存在意義をどこに据えたのか判然としなかったの。

それはさておき、鈴木杏さんの姫様役、可愛いっすよ♪

(浅草散歩)
【2007/12/02 23:04】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
レコスケくん COMPLETE EDITION
20071203230413ジョージ・ハリソンさんへの愛に溢るるレコスケくん、彼と愉快な仲間のセコハン・レコ趣味を描いたコミックです。もしかして、「セコハン」も「レコ」も死語!? CDや電子配信では得られないビッグサイズのジャケットと、美麗なライナーが欲しくて、時々ヤフオクでレコードを競り落とすのですが、ゆとりが無くて”黒盤”はもう聴かないなぁ。それに、いまや我が家には、”プレーヤー”が無いし〜ぃ(T-T)。レコスケくんたちが、マニアショップの格安盤を買ったあと、仲間同志で試聴する姿が羨ましいですよ。レコード盤をお店で選ぶときの、指先の感覚が懐かしい♪ 本秀康さんの「レコスケくん COMPLETE EDITION」(ミュージック・マガジン) です。ミュージック・マガジンやレコード・コレクターズで連載されていたものを、まとめたものでございます。

(浅草散歩)


【2007/12/01 23:02】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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