小説デビュー、そして映画化ですかぁ。まるで椎名桜子さんじゃあないですかぁ!(家族輪舞曲) 河原れんさんの「瞬(まばたき)」(幻冬舎)です。不慮の事故で亡くなった幼なじみな恋人を偲ぶ主人公(ブラコンの女子)を描く、切な系の小説です。登場人物の神経衰弱の具合が軽いものだから、なんとも泣けなかったわ。映像化のシノプスみたいな本。 #映画は誰が主演なのぉ。 #あは、≠にナルラー (浅草散歩) |
残り少ない全国のブルマー採用学校を巡っていましたというのですから、相当な好事家ですょ。沖縄でクリニックを開業する精神科医の方が、著者なの。ギャップが激しすぎ! ブルマーは特定業界が担ぐ、セックスシンボル的な存在になって久しいかと思います。好事家にとっては残念なことでしょう(お気持ちお察ししますが)。タイトルからして、それはさておきの体育教育での着衣当事者である女子学生と、拘束する教育者側の意識変遷や、性の商品化を精神科医の観点から論評するジェンダー論かと思ったら、あらら大間違い!ハァハァしているブルマー観察者側(本人)からの”嘆き”がコッテリとあって、論旨は別次元の内宇宙へと移ります。中嶋 聡さんの「ブルマーはなぜ消えたのか ―セクハラと心の傷の文化を問う」(春風社)です。 「中年男性諸君、立ち上がれ!」と云われましても・・・。そのぉ、第一部のブルマーは、たった55ページで終了。でぇ、話変わって昨今の弱者救済の取り組みに、異を唱えはじめます。小数派による政府転覆ほどの意気込みほどではないですが、差別問題などに激を飛ばしてますょ。おおっ、ぶっ飛びっ過ぎ! ブルマーでなく、こちらが本論だったのね。「人権」「性同一性障害」「セクハラ」「禁煙運動」「インフォームド・コンセント」といった事象において、過剰な”被害者帝国主義”がまかり通ってると指摘してゆきます。アハアハ。 結局のとこ、女性解放運動から始まったブルマーを、社会学的に分析された高橋一郎さん、萩原美代子さん他で執筆による「ブルマーの社会史 女子体育へのまなざし」(青弓社)(http://asakusasanpo.blog96.fc2.com/blog-entry-517.html)を補填する内容ではなかったの。 (浅草散歩) |
うほぉっ、観客の女子率 99%! 嵐ファンばかりなりですわ。主演の二宮和也くんがお目当てだったのですが、画家志望の青年を演じた大野智くんの芝居に惹かれました。歌舞伎の女形のような顔立ちしてて、口元が実にカワイイじゃないの。映画「黄色い涙」です。東京オリンピックを翌年に控えた1963年の阿佐ヶ谷のアパートが舞台です。男ばかりの共棲生活描写など、永島慎二さんの原作(http://asakusasanpo.blog96.fc2.com/blog-entry-578.html)にあった、控え目な味わいは削がれていないんです。でもぉ、嵐のメンバーにしろ、香椎由宇さんにしろ、足が長くてスタイルがよろし過ぎます♪ なんだか、昭和の風景に溶け合ってないように思えました。まぁ、懐古を描くことが主題ではないので、そこをとやかく指摘するものでもないでしょう。ただ、田畑智子さんだけ、若手で唯一の昭和フェイスなのよね。ひとりだけ、損してるようで可哀想でした。 さて、四畳半一間のアパートで、香椎由宇さんが”攻め”となり、相葉雅紀くんが”受け”となるラブシーンの描き方が美しくて官能的なのです。劇場で生唾ゴクリの音が聞こえてきて、可笑しかった〜。 #松本潤くんと、櫻井翔くんの見せ場が、 #ちょっと少なめ。 (浅草散歩) |
V感覚ってフレーズは、稲垣足穂さんへのオマージュね。薔薇は、中井英夫さんでしょう。うぬぬ、これはクリスティかしらぁ、と元ネタ探しが愉しい短編集です。内容はごった煮というか、福袋みたい。だから、あとがきを最初に読んではいけないの。恩田陸さんの「朝日のようにさわやかに」(新潮社)です。そうそう、中井英夫先生といえば、彼の最後の書生をしていたポンちゃんから、U.B.Cの案内が来ていましたよ。 神保町で催される「地下展の古書展」またの名を、アンダーグラウンド・ブック・カフェ(U.B.C)です。 恒例のトークショウもあるらしく、ご興味あるかたはどうぞお立ち寄りを何卒。 <地下室の古書展VOL.9> http://underg.cocolog-nifty.com/tikasitu/ 日 時 5月27日(日)〜29日(火) 午前10時〜午後6時半 場 所 東京古書会館地下ホール 参加店 かげろう文庫/玉英堂書店/河野書店/古書日月堂/中野書店/西秋書店/西村文生堂/Bondi Books/森井書店/山田書店/呂古書房 (浅草散歩) |
「SFは文学ですか?」「そういうマジメな話はよくわからぬ。SFもサシ絵があるうちは文学ではない、であろう」って、ショートショート小説の大御所・星新一さんは、昭和38年の『SFマガジン』誌のインタビューで答えてます。昭和30〜40年代SF勃興期の俯瞰は、平成のライトノベル立ち上がりに似てなくもない感じ? 得られる周辺情報が少なかったぶん、表紙やサシ絵は今以上に想像力というか、妄想力を喚起してくれたの。でもSFは、サブカルチャーの盟主たらんと、文壇政治本流に対峙すべく人民共闘するも、原理主義的な内ゲバで弱体化してしまった感じだよなぁ。浸透と拡散なわけです。さて、星製薬の御曹司にして、小説家に転身した星新一さんの評伝が凄いですよ。最相葉月さんの「星新一 一〇〇一話をつくった人」(新潮社)です。「文学者評伝」であるうえに、「文壇」「近代企業経営」「父系家族」「サブカルチャー/SF」と、論ずる題材にいとまがない星さんそのものに、まず驚くのですけれど、彼のパラレルな姿を緻密に分析した最相さんのパワーに圧倒されました。576頁の大著です。周辺情報を脚注へ寄せることなく、本文でドラマティックに消化していており、一気に読めました。小泉孝太郎くんをあてて、TVドラマ化したら面白そうな予感。さすれば星さんの盟友・小松左京さんはカンニング竹山さんあたりかしらぁ。 (浅草散歩) |
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うほぉっ、観客の女子率 99%! 嵐ファンばかりなりですわ。主演の二宮和也くんがお目当てだったのですが、画家志望の青年を演じた大野智くんの芝居に惹かれました。歌舞伎の女形のような顔立ちしてて、口元が実にカワイイじゃないの。映画「黄色い涙」です。







「SFは文学ですか?」「そういうマジメな話はよくわからぬ。SFもサシ絵があるうちは文学ではない、であろう」って、ショートショート小説の大御所・星新一さんは、昭和38年の『SFマガジン』誌のインタビューで答えてます。昭和30〜40年代SF勃興期の俯瞰は、平成のライトノベル立ち上がりに似てなくもない感じ? 得られる周辺情報が少なかったぶん、表紙やサシ絵は今以上に想像力というか、妄想力を喚起してくれたの。でもSFは、サブカルチャーの盟主たらんと、文壇政治本流に対峙すべく人民共闘するも、原理主義的な内ゲバで弱体化してしまった感じだよなぁ。浸透と拡散なわけです。

