![]() 「やい、せいこ。あたしはおまえがキライだ。大キライだ。大大大の大キライだ!!」で始まる手紙を、1980年に14歳だった少女が書いたの。宛先は松田聖子さんでした。彼女は、それから折にふれて”セイコ”へ近況を綴った手紙を送ります。佐藤秋美さんの「ディアセイコ」(幻冬舎)は、同じ時代を辿ったものとして、泣けました。懐かしいセイコの曲を背景に、主人公は初恋、修学旅行、別離、大学生活、感傷、就職、恋愛、バブル、不倫、再会、自分探し、、、を手紙形式で告白してゆきます。1994年までの12通です。終盤のバブル期あたりは、破天荒な展開もありますけれど、年齢を重ねるにつれて、徐々に変化していく文体がユニークなのです。 昨年末に発行されたとき、本書についてスキャンダラスな記事が出ていて、うさんくさい本かしらと思っていましたが、内容はさにあらずでした。 #松田聖子さんといえば、 #松本隆さんの作詞曲がどれもすばらしい。 #新潮文庫で出ていた詩集「秘密の花園」はいまでもバイブル。 ![]() #iTuneで、Heartdealesさんの #「Ultra Foxy」を落とし買い。 (浅草散歩) |
![]() ゲイであることを兄から告白される妹の話「たんの3兄妹」、男友達と同棲している女性(エロ漫画家)にキスしてほしいアタシの話「リビングルーム」の世界観にはまりそう。表紙の雰囲気、色づかいがツボにはまった少女マンガを、アマゾンで衝動買いです。渡辺ペコさんのマンガ「東京膜」(集英社)です。床上手っぽい、指先の綺麗っぽい、メガネ男子の描写が特徴的です。 たしか、ハイファイセットで月をテーマにした曲があったの。それが頭の中に浮かんできました。曲名が思い出せなくて、もどかしい。 (浅草散歩) |
![]() ルパン大好き! 1971年のTV版「ルパン三世」、1979年の映画「ルパン三世 カリオストロの城」は、目をつむっても場面場面がまぶたの裏に浮かぶの。「未来少年コナン」「太陽の王子ホルスの大冒険」など、大塚康生さんの作品は、粋な表現が素敵です。盟友である宮崎駿さん、高畑勲さんの関わりふくめ、森遊机さんの「大塚康生インタビュー」(実業之日本社)は、大塚さんの業績を浮き彫りにしていきます。作画・演出論だけでなく、アニメ現場の今もってよろしくない労務問題を取り上げています。デジタル化が進み、何が変わっていくんだろう。 ![]() 東洋経済社の「ブログキャスター」って雑誌が出てました。多岐にわたったテーマでブロガに書かせるより、ワンテーマにしていただいて、トラックバックやコメントなども編集してくれたほうが読み応えあるかも。 最もセクシーなアジアの美女100人を「プレイボーイ日本版」で選出していました。1位はチャン・ツィイーさんは良いとして、4位が杉本彩さん!!なのには驚きました。最近、活動が目立ってきてるなと思ってたら、こんなランキングにまで・・・恐るべし。 #脇役美人こと、木村多江さんが69位です。 #ヒロミックス撮影のポートレートがエロい〜。 (浅草散歩) |
![]() キーワードは「不特定多数無限大」なんですって。梅田望夫さんの「ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる」(筑摩書房)を読みました。梅田さんは、ビルゲイツが1955年生まれ、グーグルのラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンが1973年生まれ、そして周期交代を18年と仮説だてて、次の挑戦者は1991年生まれとおっしゃっています。ちょうど、中学生くらいでしょう。次の交代が米国から行われるのか、日本なのか、中国・インドなのかはわからないけれど、いまいま携わっている仕事に関係する示唆なので、ぐっと心に迫ってきたの。 「不特定多数無限大」といえば、本書でも紹介されていた、「mF247(http://www.mf247.jp/)」が盛り上がるのかどうか興味深いです。インディーズ音楽の配信ランキングを行っているサイトです。ソニー・ミュージック エンタテインメントの元代表取締役社長・丸山茂雄さんが主宰しています。サイトの質感は、マニア志向な印象を受けます。もっと、10代が楽しめるサイトにすればいいのに〜。丸山さんは、東京パフォーマンスドール(篠原涼子さんなど在籍)など、手がけておられました。そうした色気とかコケティッシュなところが、ちと足らないのかもしれません。 #さて、グーグルを持ち上げた本が最近多いです。 #かつてのマイクロソフト礼讃本ラッシュに匹敵するけれど、 #あのころと変わったのは、はてなんだろうなと自問自答。 (浅草散歩) |
![]() インターネットマガジンの特集で、物事の進歩や発展は「螺旋的発展」であると、田坂広志さんがインタビューで答えていました。ビジネスや社会生活において、「未来進化」と「原点回帰」の現象が、インターネットによって象徴的に引き起こされていることを指摘しています。そこでも弁証法のこと、書かれていたんですけれど、ヘーゲルをどのように分析しているのか興味があって、田坂さんの本を買ってみました。「使える弁証法 ヘーゲルが分かればIT社会の未来が見える」(東洋経済新聞社)です。 うーん、田坂さんのインスピレーションをそのまま記述した内容で、さくさく読める分、ヘーゲルについての分析はひたすら浅いです。高校生の教科書より浅いかもしれません。でも、地球上の生物の進化と、文字メディアの進化を対比したりと、発想は面白かったりします。現存する生物すべてが、種の最新形であるわけでなく、原始のころからの種の形態を保存しているものもあって、共存している云々の項とかです。つまり、電子文字メディアと、紙の文字メディアの共存の可能性のことをおっしゃっているの。 インターネットの「螺旋的発展」を、同じタイムスケールで比較するのは、どうかなぁと思いますが、まぁいいか。 ![]() 神保町の古書店で、昭和59年に発行された同人誌「あいどる倶楽部 20号」を見つけました。岡田有希子さんが表紙だったので、脊髄反射で大枚はたいて買っちゃった。同誌が選出する最優秀新人賞を受賞を記念した、インタビュー記事が載っています。デビュー前の名古屋時代に、近所の人たちから戸川純さんが出演されていたウォシュレットのCM(82年、TOTO)に出ている? と、騒がれていたことなど、岡田有希子さんが語っています。しゃべり方が戸川純さんに似ている、といわれたのだそうです。似てないと思うんだけど・・・ #このような手書き同人誌であっても、 #いまだ閲読できるのは、 #ハードウェアに依存しない紙メディアだから。 (浅草散歩) |
交通博物館が5月閉館することもあってか、こんな本が出てました。交通博物館編の「図説 駅の歴史 東京のターミナル」(河出書房新社)です。明治期からの鉄道発展について、東京の主なターミナル駅である新橋、東京、上野、新宿、万世橋・飯田町を中心に分析しています。東京駅が不便きわまりない構造なのは、天皇を象徴する意匠を設計時に背負っていたためと指摘しています。同じく国策的な比重の高かった上野駅や、民衆駅的な位置づけの高い新宿駅と対比して、なるほど、もっともな分析です。近代日本の古典建築の価値の高さから、回顧主義的建築書では、東京駅の欠陥を論理的に指摘する本はあまりなかったかと思います。そうだ。都市における鉄道輸送のエントロピーを、視覚的に分析した本がよみたいなぁ。![]() こんどのドラえもん映画は、観にゆこうかしら。1980年の劇場第一作を、どんなふうにリメイクしているのか、気になります。 (浅草散歩) |
![]() ![]() 島に住む、13歳のふたりの少女が殺人を犯します。”用意するものは冷凍マグロと噂好きのおばさんです、と静香は言った”など、印象的なフレーズが散りばめられています。桜庭一樹さんの「少女には向かない職業」(東京創元社)です。 彼女たちの用意周到な犯罪が、結局のところ、途方に暮れてしまう結末となってしまう脱力感って、読者の多くは共感できるのかなぁと思いました。世界系のピカレスク・ロマンを期待しながら読み進んでいましたので、わたしは少々残念です。でも、主人公がアーケード・ゲーム仲間の男友達を、異性として意識する”ボーイ・ミーツ・ガール”の描写が素敵です。島を舞台にしているし、かつての大林宣彦さんの映画作品でたびたび描かれた、瀬戸内海の情景を思い起こさせます。そこに、この小説の価値があると思うの。 #毎年恒例の「気になるCM美女」が掲載されていた #「TITLE 3月号」で、成海璃子さんが今年の特集巻頭ガールでした。 #そいえば、彼女もことしは13歳。 (浅草散歩) |
![]() ![]() 2007年問題が迫ってきて、ダメージを受ける業界もあれば、潤おう業界もあるわけで、悲喜こもごもだなぁと思う今日この頃です。1969年1月、東京大学安田講堂の機動隊との攻防戦で本郷学生隊長だった、島泰三さんが、当時の闘いの内幕を記述した「安田講堂 1968ー1969」(中央公論新社)を読みました。現場で、どのように闘い抜いたかに、重点を置いた本です。原資料を重視した記述により、迷著「東大落城」(佐々淳行さん)へのアンチテーゼとなっています。しかし、当時の諸問題が風化してしまった現代では、価値観の共有は非常に難しいの。 さすがに同じ時代を経ていないので、「負け戦から何を学ぶのか」「戦略なき闘いの不毛」くらいの意味しか得られません。それはそれで、役立つんですけれど、ここはぜひ、安田講堂攻防戦の直前、1969年1月15日に発刊された、東京大学新聞研究所/東大紛争文書研究会編の「東大紛争の記録」(日本評論社)もあわせて読んでみることをお勧めします。医局問題がどんどんこじれていく様子を、立て看板・ビラなどの原資料をもとに記述しているので、島さんが記述した攻防戦に至る背景がきっちりと理解できます。社会階層の格差の広がりが問題視されてきている今、違うかたちで青年層からの暴力的・集団的な問題提示がムーブメントとなるかもしれませんよ。そんな気がしてならないの。 (浅草散歩) |
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![]() 若輩者ゆえに、かつて銀座にあった1000坪キャバレー『ハリウッド』には、さすがにいったことないですが、名前だけはもちろん知ってます。『ロンドン』『ハワイ』とか、チェーン店のキッチュなTVCMが深夜に流れてたころですね。キャバレー王として有名な福富太郎さんの「昭和キャバレー秘史」(河出書房新社)を読みました。昭和22年に業界入りされた福富太郎さんの回想も織り交ぜつつ、キャバレー業界の歴史をたどっています。もしもタイムマシンがあったならば、嗚呼、全盛期のキャバレーで、バンドをひかえた流行歌手の唄を聴きたいの。 水商売は、芸能、組織暴力、風俗、飲食、政治といった多岐なテーマとつながりあるので、本書を興味深く読みすすめました。キャバレーは、団塊の世代が家庭を持ち、時を同じくしてオイルショックの余波をくらったため、自然淘汰されていったみたいです。 #福富太郎さん、最近お見かけしませんね。 #ググってみたら、『ハリウッド』は北千住で営業しているらしい。 (浅草散歩) |
![]() 『道に迷ったら沢を降りずに尾根に登れ』の教訓がまったく生かされることなく、事態はどんどん悪い方へ転がっていくのですね。登山遭難の事例7件を、本人たちに取材して検証した羽根田治さんの「ドキュメント 道迷い遭難」(山と渓谷社)を読みました。見通しの甘さや、判断力の低下によって引き起こされる登山遭難は、仕事とか日々の生活といった普段のことでもあてはまること多いなと気づかされました。登山者向けの本ですが、ビジネス書としても役立つと思います。「おかしい」と思った時点でひきかえす勇気が、遭難しかけた時点で、二次災害を未然に防ぐ唯一の方策とはいえ、それって難しいよな。いまのホリエモンさんが読んだら、どう思うんだろう。 ![]() エウレカセブンって、村上春樹さんっぽい、ボーイ・ミーツ・ガールの世界観だから、心ゆさぶるの。ビジュアルブックが出たので買ってみました。「ray=out ワールドガイドエウレカセブン」(メディアワークス)です。 ![]() 浅草の東宝劇場が1月いっぱいで閉館したそうです。アニメ映画以外で満員になったことがほとんどなかっただけに、いつかそんな日がくるだろうなと、思ってました。とうとう一番館がなくなっちゃったよ。封切りはいつもここで観ていましたが、力及ばずです。学生のころは、週末のオールナイトにもお世話になったな。残念無念。 (浅草散歩) |
表紙で、黒いノースリーブのワンピースを着たタナダユキさんが、はかなげに座っていて、そそられます。童貞、東映、格闘を、エグいタッチのマンガと、ヤヴァ気な語り口で綴ったエッセイです。杉作J太郎さんの「男の花道」(筑摩書房)を読みました。ガロとか、エロ本とか、裏通り的媒体でいつもお目にかかる杉作さんが、狭い下宿で青春汁の臭いに、まみれていた頃のお話に、ついつい涙腺がゆるみます。東映ヤクザ映画の脇役のような生き様が素敵です。なぜだか、クレイジー・ケン・バンドのエロっぽい曲が、聴きたくなりました。![]() ニートっぽい24歳のフリーターの女性が、一癖あるキャリアウーマンの叔母との共同生活の末に、社会との関わりをちょっと真剣に考えてみようかなと踏み切るまでのお話です。平安寿子さんの「センチメンタル・サバイバル」(マガジンハウス)です。ガーリーというには年を食いすぎてるし、将来見据えて仕事してる訳でもない主人公のキャラが薄くて、つまらないの。まぁ、それがニート時代の主人公たるゆえんなんだろうなぁ。いまの青春小説は、主人公の特徴的な性嗜好、極度の自閉症、幼すぎる対人依存といった味付けなしに、成立するほうが珍しいのかもしれません。 (浅草散歩) |
![]() ヒザフェティでわがままな有閑マダムが、一騒動おこすエロティック・コメディです。お手つきしちゃって、駆け落ちまでする若い使用人が、実は男色家だったりと、BL要素もあって期待通りなの。松苗あけみさんの新連載「マダムとお遊戯」が始まったから、「マンガ・エロティクス・エフ」(太田出版)を初めて買いました。次回が楽しみです。「美術手帖 2月号」の特集「マンガは芸術か?」で興味深かったのは、アートか否かという二分論ではなく、美術館の動向です。キュレーターの東谷隆司さんの寄稿「マンガの展覧会は何を提示したか 〜大衆文化と芸術、社会性に対する試論〜」で、昨今の美術館の取り組みを分析していました。社会批評性を帯びた視点で、マンガが展覧会で取り上げられる状況って、ジャンルの成熟を意味してるんだろうな。言葉をいいかえれば、袋小路とも言い表されるのかもしれません。 ![]() ニュースサイトのAFP BB News(http://www.afpbb.com/)で、Actiblog登録をしてみました。さっそく引用したのが、安藤美姫さんのM字開脚写真です。雑誌「BUBUKA」が喜んで掲載しそうな、辱め写真だったりします。”乳”で検索したり、”メイド”で検索したりと、さっそくヨゴレな視点で、遊んでみると面白いです。意外性のある写真&ニュースが表示されるのです。Web2.0的取り組み、かつ、ジャーナル・セレブレリティのためのサイトイメージありますけれど、まぁ、こんな使い方もありかと思う次第です。的確な紹介になってないやもしれませんが、みなさまもぜひAFP BB Newsをご覧くださいませ。(と、仕事がらみの宣伝モード)AFP BB News(http://www.afpbb.com/) 浅草散歩 on AFP BB News Actiblog(http://www.actiblog.com/asakusa/) #「InterCommunication No.55」(NTT出版)を読みました。 #特集の<情報社会を理解するためのキーワード20>をメモ。 #エンバワートメント/オープン/価値/環境/ゲーム/公共性 #コミュニケーション/自由/情報財/身体/セキュリティ/創発 #組織/秩序/データベース/認証/認知限界/ネットワーク #ブラットフォーム/ユビキタス (浅草散歩) |
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交通博物館が5月閉館することもあってか、こんな本が出てました。交通博物館編の「図説 駅の歴史 東京のターミナル」(河出書房新社)です。明治期からの鉄道発展について、東京の主なターミナル駅である新橋、東京、上野、新宿、万世橋・飯田町を中心に分析しています。東京駅が不便きわまりない構造なのは、天皇を象徴する意匠を設計時に背負っていたためと指摘しています。同じく国策的な比重の高かった上野駅や、民衆駅的な位置づけの高い新宿駅と対比して、なるほど、もっともな分析です。近代日本の古典建築の価値の高さから、回顧主義的建築書では、東京駅の欠陥を論理的に指摘する本はあまりなかったかと思います。そうだ。都市における鉄道輸送のエントロピーを、視覚的に分析した本がよみたいなぁ。








表紙で、黒いノースリーブのワンピースを着たタナダユキさんが、はかなげに座っていて、そそられます。童貞、東映、格闘を、エグいタッチのマンガと、ヤヴァ気な語り口で綴ったエッセイです。杉作J太郎さんの「男の花道」(筑摩書房)を読みました。ガロとか、エロ本とか、裏通り的媒体でいつもお目にかかる杉作さんが、狭い下宿で青春汁の臭いに、まみれていた頃のお話に、ついつい涙腺がゆるみます。東映ヤクザ映画の脇役のような生き様が素敵です。なぜだか、クレイジー・ケン・バンドのエロっぽい曲が、聴きたくなりました。

ヒザフェティでわがままな有閑マダムが、一騒動おこすエロティック・コメディです。お手つきしちゃって、駆け落ちまでする若い使用人が、実は男色家だったりと、BL要素もあって期待通りなの。松苗あけみさんの新連載「マダムとお遊戯」が始まったから、「マンガ・エロティクス・エフ」(太田出版)を初めて買いました。次回が楽しみです。
ニュースサイトのAFP BB News(