極私的東京名所案内/早稲田大学芸能音楽研究会
古書会館での講演会で買った、坪内祐三さんの「極私的東京名所案内」(彷徨舎)を読みました。友人のポンちゃんが、装丁写真を撮っています。タイトルの印象からして、最近ありがちな懐かし系の東京エッセイかと思いきや、資料価値の高い本でした。

「えっ、この場所でこんな人の出会いがあったりしたの!」「ふひょー、こういう由来があったのかぁ」と、感嘆です。以下にあげる、本書の目次をみてみてくださいな。文学、芸能などに興味ある方なら、ぴんとくるでしょう。講演会でもおっしゃっていた、後楽園スタヂアムを追いかけた単行本を、ぜひ着手していただきたいです。ぜひとも、読みたいの。





<本書の目次から>

品川 土蔵相撲/丸の内 帝劇/浅草奥山 奥山閣/九段中坂 硯友社跡/飯田町 明治女学校/神楽坂下 泉鏡花旧居跡/横寺町 飯塚酒場/本郷元町 新文学舎/本郷元町 新文学社/世田谷 ボロ市/芝 紅葉館/築地精養軒/新佃島 海水館/銀座冨士アイス/銀座十字屋/両国中村楼/浅草井生村楼/後楽園スタヂアム



大学サークルなどが、自費出版している同人誌を以前より集めているの。早稲田大学芸能音楽研究会が1996年に発行した「Channel vol.11」をヤフオクで落札しました。

矢田亜希子さん、星野真里さんなどのインタビューが掲載されています。この手の媒体が溜まってきたら、系譜でも作ってみようかな。


浅草散歩


【2005/11/13 08:44】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
TAKESHIS'
一人で観に来ている、いかにも”たけしのオールナイトニッポン”世代の男性が多かったなぁ。奇妙な連帯感をかんじたの。有楽町・マリオンで「TAKESHIS'」を観ました。エンタテインメント作品として、どうかっていうと、どうなんでしょという感想になります。が、堪能しました。構成がすごい迫力なんです。北野監督自身がいうところのフラクタルっていうより、編集センスが脱帽です。
劇中で赤いポルシェとか、そのころからのネタを知ってる人には、ちょいと感無量な作品でしょうね。「別冊カドカワ」(特集:北野武)のロングインタビューで、本作の狙いをあらためて知り、ふむふむと染み入りました。



#京野ことみさんのヌードシーンは、さほどのエロも感じず、

#いささか残念な結果でした。

#北野監督は、女性描くのヘタだなぁ。

#彼女のせっかくの熱演がもったいないです。

#お宝マニアの保存動画レベルの価値。



浅草散歩

【2005/11/12 08:43】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
加藤ミリヤさん「Rose」/ブログ・ジャーナリズム
真正面からのショットと、真横からのショットで、ずいぶんと印象が違うのね。新歌姫と評判の加藤ミリヤさんのCD「Rose」を買いました。シングルで出ていた「ジョウネツ」もいいけど、アルバムでそのひとつまえに選曲されている「I Cry」が、わたくしのフェイバリットです。その曲は、R&Bっつーより、昭和歌謡なエグイ味わいがあったりします。













それぞれ創刊号だけど、写真でおわかりのとおりの古書です。発刊は1989年なの。ヤフオクで落札した京都大学アイドル研究会のミニコミ「KUICOM」と、龍谷大学アイドル研究会の「Ryu PoP」が届きました。小川範子さん、姫乃樹リカさん、相川恵理さんへのインタビューが載っています。学園祭にあわせて作った媒体のようです。お菓子系なアイドルが多かった時期です。ワープロ写植のギザギザ文字から、マニアの情熱が伝わってくるよ。マニアによるミニコミ出版がひとつのピークを迎え、インターネットに舞台を移す過渡期だったと思います。







職場で、時事通信社の編集委員の湯川さんという方の言説が、ぶっとんでいて面白いと評判だったので、手近な1冊を買ってみました。湯川鶴章さん、高田昌幸さん、藤代裕之さんが共著の「ブログ・ジャーナリズム―300万人のメディア」(野良舎)です。ブログがメディアとして、ジャーナリズムを変えてゆくであろうことは実感として分かります。ただまぁ、本書はマスコミ業界談義って感じです。既得権益をまもるファイアー・ウォールが崩れてゆく姿を解説してくれています。湯川さんは、崩す側にいるんだけど、在野じゃないのでお大変でしょうね。かつての市政会館のころの時事の記者さんの入稿フローが、デジタル化していく姿を知っていますので、なおさらそう思います。



メディア事業と取り組む職場に復帰したので、切実に感じちゃうわ〜。

またもや、あっちからすれば、アウトサイダー会社だしさ。



浅草散歩

【2005/11/10 01:24】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
生協の白石さん/本田美奈子さん
大学生協の思い出っていうと、ミニコミ誌「よい子の歌謡曲」の発売日を楽しみにしていたことです。あと、地下学食(市ヶ谷の某大学です)のバクバクランチとか、カツ丼!! そうした懐かしいキャンパス・ライフを思い出させてくれます。生協は憩いの場だったの。お金なかったしさっ!! 白石昌則さんの「生協の白石さん」を読みました。生協利用者からの質問に、白石さんの切り返すまじめなコメント(?)がひたすら可笑しくて、ゲラゲラとお腹をかかえちゃいます。カスタマ・サービスに携わる人であれば、ビジネス書として、日ごろの自分を映し出す鏡として、役に立つと思います。



社会人になって、全国の生協を行脚したこともありました。本書で白石さんが書かれているとおり、雑誌・書籍へのリクエストに応えるのはやっかいでした。だって、一般の本屋さんと違って、夏休み・冬休みの時期の配本減を調整したり、パターン配本のさじ加減が難しいんですもの。



#納戸から、

#本田美奈子さんが表紙の「よい子の歌謡曲」をひっぱりだし、

#しげしげとページめくっていたら、

#1986年の春のことが蘇ってきたよ。



浅草散歩

【2005/11/07 08:47】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ALWAYS 三丁目の夕日/出家日記 ある「おたく」の生涯
子別れのシーンとか、べそべしょに泣けちゃったよ。昭和をレトロスペクティブに懐かしむんじゃなくて、今を、これからを考えさせてくれるラストの夕日が素晴らしいです。浅草・東宝で「ALWAYS 三丁目の夕日」を観てきました。

CGは、「ジュブナイル」のチームなので、すごい出来です。ミニチュアなど使い、CG臭を消しているからでしょうか、昔の映画のような味わいがあります。こうした美術は、けっこう好きです。



本作は、配役が素晴らしいんでしょうね。冒頭のコメディシーンで、神戸浩さん演ずる郵便屋さんが、吉岡秀隆さんに絡んだりするところは、「寅さん」フレーバーな演出で懐かしいです。東宝なのに、ちょいと大船調な味わいのある作品です。もう一度、観たくなりました。



#堀北真希さん、かわいい。

#集団就職で上京し、住み込みで働く姿がすがすがしいわ。



80年代のロリコンブームが、回顧録の題材になるたぁ、渦中のころは想像もつかなかったです。あれが、こうなるとはね...
そのブームの中心人物であった、蛭児神建(元)さんの「出家日記 ある「おたく」の生涯」(角川書店)を読みました。辛い人間関係の記述が多く、こころが痛みます。出版に至るということは、ご気分も良くなられたのだろうと思います。そこだけが救いです。

わたくしはいまだに、ニアリ・イコールな業界で糧を得てますから、過去を穿られようが、現在を詮索されようが、どうってことはないですが、過去を忘れたい人もけっこういるでしょうね。ふふふ。





浅草散歩

【2005/11/05 23:31】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
贅沢なおやつ/「夢はおいてませんか?」「PIZZICATO FIVE JPN」
おやつの写真がいっぱい載っている本は、たのしいな。「贅沢なおやつ」(マガジンハウス)を読みました。松任谷由実さん、本上まなみさん、藤田千恵子さん、深澤里奈さん、桜沢エリカさん、はなさんたちが雑誌「anan」で連載されていたコーナーをまとめた本です。

取り寄せ可能かどうか、各おやつごとに、丁寧に記載されているから、わくわくします。電話してみようかな、インターネットで検索してみようかなぁってです。












ブックオフで、麗美さんのCD「夢はおいてませんか?」と、PIZZICATO FIVEさんのCD「PIZZICATO FIVE JPN」買いました。



浅草散歩

【2005/11/04 02:55】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
春の雪/東京飄然
三島由紀夫原作なのだから、竹内結子さんが脱ぐとか、妻夫木聡くんがケツ見せるとか、そんなアレゲな展開を期待してたのですが、あっさりと裏切られちゃった。ふつうに美しい、ひたすら美しい映画でした。銀座・マリオンで「春の雪」を見ました。

若い二人は、けっこう好演なんだけど、三島文学映画にはそぐわない配役だったと思うの。演出がストレートすぎるんじゃないかな。見栄えはいいんだけどね。ラストで高岡蒼佑くんが妻夫木くんを抱きかかえるところは、薔薇な男たちの色気が欲しかった。もったいないです。







#助演の大楠道代さん、若尾文子さん、

#岸田今日子さんの芝居が秀逸です。それに満足!!



串カツごときで、日曜の東京・新橋をさ迷うくだりが可笑しいです。町田康さんの「東京飄然」(中央公論新社)を読みました。その気持ち、わかります。赤坂で隠れ家バー系の串カツ屋に入ったとき、カルチャーショック受けました。何故、串カツがオサレなのよと。

新世界のジャンジャン横丁の串カツ食べたくなったよ。ひたすら懐かしいよ、新世界。



浅草散歩

【2005/11/03 22:30】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「聖少女領域」「禁じられた遊び」/戦後和解 日本は<過去>から解き放たれるのか
組閣で外相に任命された麻生太郎さんもコミックスを読んでいるって、どこぞに書かれていた「ローゼン・メイデン」のアニメ版の主題歌です。ALI PROJECTさんのCD「聖少女領域」「禁じられた遊び」を買いました。

ジャンルとして、メロディはどこにラベリングしたらいいのか分かんないのだけど、どこどなく70年代なフレーバーの歌詞が、強烈なの。もう、脳内爆撃くらった感じです。「少女革命ウテナ」のような世界観は大好きなので、しばらくヘビーローテションで聴こうっと!!



太平洋戦争のビルマ戦線で捕虜とした英国人兵士の待遇の悪さに起因して、戦後の英国人の日本への不信感はすごかったのだそうです。サンフランシスコ講和を経てもなお、21世紀に残された日本と各国との問題はあるわけで、戦後の日英の関係和解の過程は、ケーススタディとなるだろうって主題が新鮮です。小菅信子さんの「戦後和解 日本は<過去>から解き放たれるのか」(中央公論新社)を読みました。東京裁判についての分析記述が、はしょりぎみだったのが残念ですが、好著だと思います。加害者・被害者が自然死して、問題が風化していくなかで、戦争の犠牲者の解釈って難しいな。






#本書に紹介されていた会田雄次さんの

#「アーロン収容所 西欧ヒューマニズムの限界」(中央公論新社)が、

#東京裁判〜サンフランシスコ講和後から現在に至る、

#欧米・アジアと日本の戦後和解を考えるひとつの切り口として、

#面白そうだわ。と、メモメモ。



浅草散歩

【2005/11/01 02:47】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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